ショパンコンクール入賞のマレーシア人ピアニスト、ヴィンセント・オンの演奏観
ヴィンセント・オン、ショパン国際ピアノ・コンクール5位の快挙 即興性を大切にした演奏と、東京・大阪リサイタルの魅力をチェック
マレーシア出身のピアニスト、ヴィンセント・オンさん(25)が、ショパン国際ピアノ・コンクールで5位に入り、母国では初の快挙となりました。読売新聞のインタビューでは、伝統にとらわれず、即興性を大切にする演奏姿勢について語っています。
オンさんは、ワルシャワの本選で披露したショパンのピアノ協奏曲第1番について、生き生きしたリズムや詩情を意識したと説明しました。あらかじめ型を決め込まず、その場の感覚を音に反映させることが、音楽を自然に歌わせる鍵だと考えているということです。
もともとピアノを学んでいましたが、プロを目指すためにベルリンの音楽大学へ留学し、環境の変化の中で成長したと振り返りました。バッハやハイドン、シューベルト、プロコフィエフなど幅広い作曲家にも関心を持ち、今後も多様な作品に挑戦したいとしています。7月には東京と大阪でリサイタルを予定しています。