仙台地裁で差し戻し審初公判 被告は黙秘、弁護側は無罪主張

仙台地裁の差し戻し審で争点が再燃 通訳問題と無罪主張の行方を追う

仙台地裁で10日、強盗致死などの罪に問われたパキスタン国籍の元建設会社従業員の差し戻し審初公判が開かれた。被告は罪状認否で黙秘し、弁護側は「犯行には関わっていない」として無罪を主張した。 この事件では、仙台高裁が取り調べでの通訳に「限度を超えた意訳」があったと認定し、地裁判決を破棄して審理を差し戻していた。弁護側は、被告が黙秘したのは「過去の裁判で正確に通訳されなかったため」と説明した。 起訴状などによると、事件は2020年7月に宮城県柴田町で起きたとされる。検察側は、被告が報酬目的で社長宅に向かい、共謀者と意思を通じ合わせて行動したと主張。一方、弁護側は殺害の依頼は断っており、現場では共謀者を止めようとしたと訴えている。