警視庁、探偵事務所に情報提供停止を要請 ストーカー対策で全国初
ストーカー規制法改正で警視庁が初対応、探偵事務所に情報提供停止を要請 調査情報の悪用を防ぐ狙いで、依頼目的の確認強化も促しています
警視庁は6月4日、東京都中央区の探偵事務所に対し、ある女性の情報を今後は提供しないよう求めました。調査を依頼した40代の男がストーカー行為に及ぶおそれがあると判断したためで、改正ストーカー規制法に基づく全国初の対応です。
警視庁によると、男は今年1月に女性の調査を依頼し、3月に住所などを含む報告書を受け取りました。その後、男は女性の元交際相手として、得た住所宛てに脅迫文を送ったとされています。
警視庁は4月に男を脅迫容疑で逮捕し、5月には再発防止のため禁止命令を出していました。今回の要請は、探偵業者が依頼の目的をより慎重に確認するよう促す狙いもあります。警視庁は、調査情報がストーカー目的に使われた事例が過去にも確認されているとして、注意を呼びかけています。