豪雨で胸まで浸水、石川・富山の被災現場で逃げ遅れの実態
石川・富山の豪雨被害、急増水で避難遅れ相次ぐ実態を詳報 救助の現場と課題を知り、次の豪雨への備えに役立ててください
石川、富山両県を襲った記録的な豪雨から1週間。石川県では軽傷者6人にとどまった一方、夜間の急な増水で避難が遅れる人が相次ぎ、深刻な危険があったことが明らかになった。
石川県羽咋市では堤防の決壊で広い範囲が浸水し、自宅に閉じ込められた住民ら約60人が警察や消防に救助された。1人暮らしの85歳女性は、床上まで水が来る中で数時間をしのぎ、家族や近隣住民が救助を求めるなど、現場は切迫した状況だった。
市は未明から大雨危険警報や避難指示を出し、建物の上階に移る垂直避難を呼びかけた。しかし、足が不自由で2階へ上がりにくい住民もおり、避難方法が実際には取りにくいケースがあった。記事は、人的被害が限定的だった背景と同時に、災害時の避難の難しさを伝えている。