福井事件の再審無罪をめぐり、名古屋高検が検察官らを調査へ

福井女子中学生殺害事件の検察調査、再審無罪判決後の対応を検証 退職検事も対象の聞き取り結果を公表、再審制度見直し議論にも注目

名古屋高検は5月1日、1986年の福井女子中学生殺害事件をめぐる公判対応について、関係した検察官らへの調査を始めると発表しました。対象には、すでに退職した人も含まれます。 この事件では、前川彰司さんが殺人罪で服役した後、再審で無罪が確定しました。高検は、再審制度の見直しをめぐる議論が高まる中で、当時の検察官の対応に改めて指摘が出ているとして、最高検の指示でヒアリングなどを行うとしています。 調査では、確定審や再審請求審に関わった検察官らから当時の訴訟活動の状況を詳しく聞き取り、結果を報告書にまとめて公表する予定です。前川さんの再審無罪判決では、検察の対応が強く批判されていました。