知事、ケアマネの複数訪問制度を要望 訪問先での殺害事件受け
ケアマネジャー安全対策を強化へ、訪問先での危険から守る支援拡充 埼玉県が制度拡大を検討。現場の不安と対策の行方を確認
埼玉県川口市で1日、ケアマネジャーの女性が訪問先の住宅で刺されて死亡しました。県警は、同じ住宅に住む無職の男が女性を襲ったあと自ら命を絶ったとみて調べています。女性は、男の母親の支援を担当していました。
事件を受けて、埼玉県の大野元裕知事は2日の記者会見で、ケアマネジャーが複数人で訪問できる制度の必要性を訴え、国にも働きかける考えを示しました。
在宅サービスの現場では、訪問先で介護や医療従事者が危害を受ける事件が繰り返されており、安全確保が課題になっています。県はこれまで、相談窓口の設置や、看護師・介護職員の複数訪問を支える独自の報酬支援を進めてきましたが、ケアマネジャーは対象外でした。今回の事件を受け、県は対象拡大の検討を始めたところでした。