熊本・牛深沖で沈没軍艦「長良」か、有人撮影に初成功
長良の船体を初撮影、牛深沖の海底で戦争の記憶を今に伝える 遺族の思いに沿う調査の成果を、映像とともに確かめてください
熊本県天草市の牛深沖で、太平洋戦争中に沈没した旧日本海軍の軽巡洋艦「長良」とみられる船体が、潜水調査で初めて有人撮影された。調査は2026年7月21日に行われ、水深100メートル近い海底で確認されたという。
長良は1944年8月、鹿児島から佐世保へ向かう途中に米潜水艦の魚雷を受けて沈没し、乗組員583人のうち348人が亡くなった。遺族や関係者は、戦争の記憶を伝え、慰霊につなげる成果だとして調査を受け止めている。
潜水調査を行った水中探検家の伊左治佳孝さんらは、船体が良好な状態で残っていることを確認し、今後は撮影された船体が長良であるかどうかを専門家に確認してもらう予定だ。調査では遺品の収集は行わず、遺族の意向に沿って撮影のみが実施された。