琵琶湖保全へキャッシュレス募金開始 県外客にも協力呼びかけ

滋賀県の琵琶湖保全協力金をキャッシュレス募金で集める新制度 PayPayで1円から寄付でき、県外客も手軽に支援できます

滋賀県は6月1日、琵琶湖の環境保全に充てる協力金をキャッシュレスで募る取り組みを始めた。レジャー利用者の負担を広く求める狙いで、県外客にも寄付を呼びかける。 制度は「デジタル募金箱 びわぽち」と呼ばれ、県内のレジャー施設やカフェなど17か所にPayPayの二次元コードを設置した。1円から寄付でき、スマートフォンで手軽に協力できる仕組みとしている。 背景には、琵琶湖の保全費用をどう公平に集めるかという長年の課題がある。県はこれまで課税も検討したが、利用実態に応じた徴収が難しく見送られてきた。一方で、水草の刈り取りや監視船の運航、外来魚の回収などに毎年多額の費用がかかっている。 県は寄付を通じて環境保全への意識を高めたい考えだが、任意の協力だけでどこまで費用を集められるかはまだ見通せない。