小学館の第三者委、編集部への干渉をためらう構造を指摘

マンガワン問題の第三者委報告書、編集権重視の課題を指摘 経営責任と再発防止策の焦点を詳しく確認できます

小学館は3日、漫画アプリ「マンガワン」をめぐる問題などについて、第三者委員会の調査報告書を公表した。報告書は、編集権を重視する一方で、上位役職者や管理部門が編集部に踏み込みにくい体制があったと指摘した。 対象となったのは、性加害問題で係争中の作家が別名義で原作を担当していた件などだ。報告書では、外部から同一人物と分かりにくい形で活動が続けられたことや、担当編集者が連載休止後も原稿料の支払いを続け、新企画を提案していたことに触れ、被害者救済への配慮を欠いた可能性を示した。 また、編集長以下で判断が完結しやすい運用があったとして、法務部門を含む管理側が関与できる仕組みづくりを求めた。小学館は報告書を受け、4日に経営責任と再発防止策を公表するとしている。