ノリ不足で増える「海苔なしおにぎり」 佐賀産地に期待と不安

佐賀県の養殖ノリが日本一返り咲き、販売枚数と金額で4年ぶり首位 海水温の影響は続く中、産地の安堵と来季への不透明感を追います

国内最大の養殖ノリ産地である有明海では、不作が続いた佐賀県が販売枚数と販売金額の両方で4年ぶりに日本一を奪い返しました。産地や販売店には安堵が広がっています。 ただ、今年の好成績は海の環境が大きく改善した結果ではないとみられています。海水温の影響でノリの育ちが左右される状況は続いており、来季も安定して生産できるかどうかには不透明感があります。 佐賀県内の直販所では日本一返り咲きを祝う催しが開かれ、消費者からは価格上昇に戸惑いながらも、佐賀産ノリへの根強い支持が聞かれました。生産者や流通関係者は、売れ行きの回復を喜びつつも、今後の不作リスクに備えています。