「紀州のドン・ファン」遺言書の有効性が確定 最高裁が上告退ける
野崎幸助 遺言書の有効性が最高裁で確定、全財産寄付を支持 遺族の上告を退けた判断の要点と今後の影響をチェック
最高裁第三小法廷は、2018年に亡くなった資産家・野崎幸助さんの遺言書を有効とした下級審判断を維持し、一部遺族の上告を退けました。これにより、遺言書を有効とする司法判断が確定しました。
争点となったのは、野崎さんの手書きとされる遺言書が本人のものかどうかでした。文書には全財産を田辺市に寄付する趣旨が記され、日付や署名、実印もありました。遺族側は筆跡などを理由に無効を主張しましたが、和歌山地裁と大阪高裁はいずれも有効と判断していました。
最高裁は、上告理由となる憲法違反などがないとして、詳細な判断を示さずに退けました。なお、野崎さんの死をめぐっては元妻の刑事裁判も続いており、今後の刑事判断によっては財産分与や寄付先への請求に影響する可能性があります。