オーストラリア、AI基準策定へ 著作権保護を柱に法制化目指す
オーストラリアAI国家基準、著作権保護と電力・水利用を強化 来年法案提出へ、AI学習と大型データセンターの規制動向を確認
オーストラリア政府は15日、人工知能(AI)に関する国家基準を策定すると発表した。著作権保護を中心に据え、来年初頭にも関連法案を議会に提出する方針だ。
アルバニージー首相はシドニー大学での演説で、出版社や音楽、芸術、ニュースなどの作品を作者の許可なくAIの学習に使うべきではないと強調した。政府はこれまで分野ごとに対応してきたとして、横断的な制度設計が必要だと説明した。
国家基準では、大規模データセンターに新たな電力需要を自ら賄うよう求めるほか、水資源の利用にも制限を設ける。AIの普及に伴う電力不足や料金上昇、環境への影響を踏まえた対応となる。