医師の残業削減へ厚労省が検討会設置

医師の働き方改革、病院勤務医の長時間残業を減らす新対策 年960時間超の実態と課題を解説。今後の議論の行方を押さえる

厚生労働省は13日、医師の働き方改革をさらに進めるため、有識者による検討会を立ち上げ、残業時間を減らす方策の議論を始めた。 同省の調査では、2025年時点で病院勤務医の15%が、原則上限とされる年960時間を超える残業に相当する状況だった。22年時点より約6ポイント下がったものの、長時間労働はなお残っている。 24年度に始まった改革では、勤務医の残業時間は原則年960時間、救急医療などに従事する医師は特例で年1860時間とされている。今回の調査では、他職種との分担が「変わらない」「進んでいない」と答えた医師も多く、若手医師の意識調査でも改革が十分進んでいないとの回答が目立った。